注目事項のビジネス情報

レポート 統計データで見る中国経済の減速

トップ 注目事項のビジネス情報データで見る中国経済減速

 (2016年4月から掲載開始 )

 本レポートは筆者の「中国経済の減速と電力消費量・鉄道貨物輸送量の推移」と関連の中国経済のウェブ・ページのコンテンツに加筆し、1冊のレポートに整理したものです。
 同ウェブ・ページは、習近平主席の登場とともに始めたものです。中国の経済成長がかなり減速し、且つ、その現状に対する世間の評価が分かれる事態を想定し、状況を適切に認識するデータの提供を意図したものです。
 筆者の意図は、概ね達成できたように思います。いずれ、個々のウェブ・ページは消去し、このレポートのみを残すつもりです。   執筆 田中雄三



   統計データで見る中国経済の減速-全体ダウンロード

        各章のダウンロード
            目  次

  はじめに
     1. 中国経済のGDP成長率の低下

    1.1 名目GDPと実質GDPの推移

    1.2 対前年比のGDP成長率

    1.3 近年のGDP成長率

    1.4 中国経済2015年の減速
     
2. 経済成長減速の要因
        2.1 生産年齢人口の減少

        2.2 労務費の上昇
        2.3 大型景気刺激策と後遺症
        2.4 地方政府の債務残高
        2.5 住宅不動産在庫の積み上がり
        2.6 国有企業の過剰設備と債務

     
3. 鉱工業生産の減速
        3.1 はじめに
        3.2 データの出所と注意
        3.3 電力量と鉄道貨物輸送量
        3.4 鉱工業生産主要68項目の10年間
        3.5 生産量が減少に転じた産業

        3.6 製造業PMIの推移
     
4. エネルギー消費から見た中国経済
   
    4.1 なぜエネルギー消費

    4.2 総エネルギー消費量
        4.3 中国の省エネの進展

    4.4 各種エネルギーの増加率

    4.5 中国の原油需要
     5. 中国輸出入の減少
   

    5.1 物品輸出入額の推移

    5.2 輸出入の品目
        5.3 輸出入の減少
     6. 固定資産投資と不動産開発投資
        6.1 固定資産投資の推移
        6.2 固定資産投資の内訳

        6.3 不動産開発投資
        6.4 近年の住宅価格の推移
     
7. 中国GDP値に対する疑念
        7.1 はじめに
        7.2 なぜ疑念を持たれるのか
        7.3 先行調査文献の紹介
        7.4 GDP値の推算方法

        7.5 GDPの代替指標
        7.6 GDP値の推定結果
     8. 金融分野の一部データ

        8.1 中国株価上海総合指数の推移

     8.2 為替レートの推移
     おわりに
        
データ出所・参照文献 

 



◆ ◆ ◆ ◆ ◆


2015年は株価、2016年は都市不動産の高騰に支えられるGDP

 下記GDP内訳のグラフは、このレポートに掲載したデータの一部です。GDPが前期に比べ0.1%低下したという情報だけでは、中国経済の状況は殆ど分かりません。その内訳は、もっとダイナミックに変化しています。それを見れば、2015年のGDP成長率6.9%が金融業に支えられ、2016年第1-第2四半期の成長率6.7%は不動産業に支えられて、やっと達成されていることが分かります。
 なお、国家統計局のウェブ・データが年初からの四半期累計値の場合は、その期間のデフレータが一定と仮定して、近似的に各四半期値の増加率を求めたものです。






2章 中国の経済成長減速の要因より抜粋















注意)投資や業務等の目的から、本ウェブページで紹介した事項に関心を持つ方は、中国国家統計局のウェブサイトにアクセスし、ご自身で統計データを確認し、判断して下さい。上述の文章・情報により被ったいかなる被害に対しても、当方は一切責任を負いません。