データをもとに考える電源構成の再構築
太陽光発電の海外価格
 

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福島第一原発の事故を契機とした、電源構成の見直しに係わる情報を下記に掲載しており、このページもその一つです。       データをもとに考える日本の電源構成の再構築


再生可能エネルギー固定価格買取制度の成立に関連して、
太陽光発電設備の海外価格を紹介しています。(2011年12月、その後一部更新)

従来型発電と比べ、太陽光発電の発電コストが非常に高いことはよく知られています。しかし、太陽光発電設備の
低価格化が進んだドイツなどに比べ、日本の価格が大幅に高いことはあまり知られていません。ドイツ太陽光工業協会が報告している最新の太陽光発電の設備価格は1,776ユーロ/kWで、現在の為替レートで換算すると18万円/kW前後になります。日本での設備価格は55万円/kW前後といわれていますから、実に半値以下です。
太陽電池モジュールは国際商品ですから、日本でも、ドイツと同等の価格で太陽光発電設備を提供できるはずであると思われますが……


   詳しくは、レポート「太陽光発電システム価格の海外情報(435KB) を参照下さい。
  また、
      ページ「ドイツの太陽光発電の価格は20万円/kW前後
(2013年1月)
   
最新ページドイツの事例をもとに考える日本の太陽光発電(2013年8月)もご覧下さい。


 上記のレポートからの図表の抜粋例


<図1>
100kWまでの屋根設置の太陽光発電設備で、据付費を含み、税抜きの平均価格。元データはユーロ/kWですが、変動する為替レートで換算して万円/kWを併記しました。ドイツの太陽光発電のシステム価格は、2006年から2011年までに半値以下に低下しています。


<表2>
表2は2010年末のドイツの価格です。太陽光発電のスケール・メリットは小さいのですが、大規模設備では、設備単価は20~30%低くなっています。


<図3>
太陽光発電の設置量が多い主要国の設備価格で、10kW以上と以下に分けて示しています。ドイツだけでなく、スペイン、イタリアと比べても、日本はずい分高い価格です。


<図4>
ドイツ、スペイン、イタリアでは、2008年頃からシステム価格が急激に低下しました。一方、ドル・ベース価格で、日本の価格が高止まりしていることが分かります。






<図6>
低価格化が進んだ海外の市場価格は、2010年時点でkWあたり20万円台後半になっています。太陽電池モジュールの価格を、ウェハ化、セル化、モジュール化に分けて示していますが、システム価格全体の約50%です。









<図7>
ドイツなどの海外の太陽光発電のシステム価格では、荒利は30%くらいが国際的な水準のようです。